自然に生えてくる木について

アパートの敷地にお金のなる木?

 大家さんの立場からすると、アパートはできることなら手をかけずに放置して家賃が入ってくるのが理想なので、半年~1年以上物件に行かないこともあるかと思います。

 物件の管理は管理会社にまかせているから、見に行かなくても大丈夫なのですが、管理会社の担当者によっては、自然に生えてくる木までは気にしてくれていないこともあります。

 1mくらいの木だから大丈夫と放置しているとほんの数年で5mくらいの大木になってしまうこともしばしば。

 そこまで大きくなってしまうと、切るのにも料金がかかります。しかも、造園屋さんに手入れをお願いしても、自然発生した木を丁寧に剪定してくれる始末。おいおいそこは伐採でしょう。とツッコミをいれたくなります。

 そうです、造園屋さんからすれば、自然発生だろうが植えた木だろうが、庭に生えているものをキレイにしてくれと言われたら、伐採ではなく剪定なのです。

 なぜなら、庭に生えている木は造園屋さんからすればお金のなる木だからです。

 なので、造園屋さんへは、「ツバキの木とツツジの木以外は自然発生の木なので伐採でお願いします。」などというように注文しなくてはいけません。

 そうしないと、10年もすると植えた覚えのない木が何本も・・・剪定料金も倍以上に跳ね上がって、必要以上の出費になってしまうわけです。

 しかも、大きくなってしまった木は根から抜くことはできませんので、根元から切ることになります。すると次の年には切り株から目が出て3年もすると元の大きさよりも大きな木に戻ってしまいます。これは、地面の深くまで根を張っているため、普通の木よりも栄養分を吸えるので、伸びるのがとても早いからです。

 

 弊社では、「自然発生した木は、必ず伐採の提案をお出しします」一度伐採した木の切り株は毎月の巡回清掃で除草剤を撒いたり、新芽をむしるなりして、根が枯れるまで手入れします。

 

 極力大家さんがお金がかからない方法をご提案していますので、安心してお任せください。お待ちしています。